こんにちはー│´ω`)ノ
花村アニーです。
週末行われたニュージャパンカップ、決勝戦。
オカダ・カズチカvsSANADA
優勝予想にSANADAを掲げていたアニーですが、惜しくも一歩届かず。
イケメンだし、実力もある。天才とも言われる。決勝戦でゲスト解説席に座った柴田選手ももっと試合が見たいと褒める。
毎年、今年こそブレイクだと言われ続けて未だに至らない。
前日のCHAOS対決はもはや同門とは思えない激しさでしたし、棚橋さんとSANADAの戦いは本当に最後までどうなるんやろ・・・と思いながら見ていたので。
オカダさんも、SANADAも同様に連戦の疲労を抱えて臨んだ決勝戦。
勝てる!?と思った瞬間もあったけれど、やはりオカダさんの壁は破れなかった。
戦前、こんな記事が出ていた。
SANADAは新日本の入門テストに落ち、入門した全日本プロレスは分裂。更に、米国の団体からも契約解除。フリーになってもなかなか試合を組んで貰えない。
最終的には食べて行けなくなる。
という、かつての自分の不遇を話している。
それでも「時計2つと車2台を購入した」と。お金もないのに、と。
皆さま、「形」という菊池寛の小説を読んだことはありますか?
簡単に言えば・・・
戦国時代「槍中村」と呼ばれ恐れられていた、槍の名手、中村新兵衛という武将がいた。
彼の身に付けていた「唐冠の兜(かぶと)」と「猩々緋の服折(はおり)姿」で槍を振るう姿を相手は恐れていた。
ある日、いつもの兜と服折を身に付けず戦に出た新兵衛は、容易く討たれてしまい、逆に彼の兜と服折を借りた初陣の武士は活躍する、という話。
中学か、高校で教科書に出てくるのでご存知の方も多いと思う。
ちなみにアニーも授業で出会った。
この話、どちらかと言えば、主人公・新兵衛をクローズアップし、形(外見)ばかりが先行し過信し、中身が伴わないと負けてしまうんだ、という教訓を習うのが一般的なんだと思う。
(指導要領がどうなっているかは分からないけど)
ただ、アニーの先生は違っていた。
新兵衛の兜を借りて活躍した武士を取り上げ、
「外見を疎かにしてはいけない。それで判断されることは、社会では実は多い。今後の人生でも特に大事にしなさい。」
彼はそんなことを言った。
アニーの感想・・・
「え?中身が大事、じゃないの???」
疑問に思って母親にも聞いた気もする。
(母の回答は覚えてないのだけど)
でも大人になるにつれ、それを実感する時がある。
人が人を判断するのは一瞬、だなと。
更には大人になってから、「自分はこういう人間になりたいから、ちょっと無理をしてでもそれに見合う良いスーツを買う、時計を買う」という人に何人か出会う。
あ・・形が、物が、人を育てることもあるんだ、と。
あの国語の先生の話が十数年ぶりに腑に落ちたのは社会人になって、何年も経ってから。
そして、今回のSANADAの発言。
「お金も無いのに、馬鹿じゃないの?」
と、思う人もいるかもしれない。
でも、SANADAは上手くいってなくても、理想の自分像に近づこうと努力してたんじゃないか、と。
レスラーとして大成した自分のする行動。
だからこそ、当時お金がなくても、逆に車と時計を購入した。
そして、オシャレだと言われる今もなかなか突き抜けられない自分を叱咤激励し、理想を追いかけてるんじゃないかな。
だって23日の締めのマイク。
アニーが感動したのは、演出が粋だったからじゃない。
(粋でしたけどねw)
SANADAが得意ではないマイク。
それでも地元で、メインでの締め。あの激闘の後に、試合以外でもお客さんを喜ばせることを(恐らく)真剣に考えて披露したから。
ずーっと物足りなさも感じていたSANADA。
でも、彼は進化を続けている、と思う。
だからこそ、オカダさんも試合を通じてそれを感じ、アメリカからの帰国後の再戦をリング上で熱望したんでしょう。
帰国後にIWGPヘビー級王座戦・・・あるかもですね。
最後に・・・
次の新日本の試合はいよいよ4.6MSG大会ですね。
アニーがニューヨーク、ニューヨーク言うからでしょうか。
そして、メキシコ、メキシコ言うからでしょうか。(内藤さんが月末行くから)
最近夫が次の旅行先は、ニューヨークとか、メキシコも行ってみたいなぁと言い始めた。
やっぱり思ってることは口に出せば、伝わるんです、ね。
SANADAにも少しずつ期待!
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