こんにちはー│´ω`)ノ
ハナキンですね~
先日、クリス・ジェリコさんのインタビュー(後編)が公開されましたね。
※一部無料で読むことができます。
前後編を通じて読むと、試合ではあんなに荒々しいのに、インタビューでは終始落ち着いた冷静な印象を受けます。ビジネスパーソンって感じ。
48歳の今なお「Keep reinventing myself」と、常に新しい自分を開発し続けているなんて、誰でも出来ることではない・・・その点「夢を見続けること」こそ「プロフェッショナル」と言った内藤さんと共通する部分もあるのかな、と。
昔在籍した企業の会長は90歳近い方だったけど、「次は何をしようかって毎日わくわくしている」と一瞬少年に見える眼差しで仕事について語ってはったことを思い出す。
みんな・・・共通点がある。
プロレスの魅力の一つは、そういうレスラーの方々が「新しい景色」「自分一人では見られない景色」を魅せてくれることだと思うので、流石は長いキャリアを通して闘い抜いてきた人の言葉だな、と思いながら読んでいたのだけど・・・
彼の話の中には、一つ気になる話があって・・
ジェリコ レスリング・ビジネスでいちばん大切なものはチャンピオンシップであり、チャンピオンベルトです。それをどうでもいいもののように粗末に扱うということはありえません。
これには、同意できる点と、できない点があるのです
ベルトってホントに重要なの?
プロレスにおいて、チャンピオンシップ(王者)の存在及び、その象徴であるベルトって重要なのかな?
それは確かに重要ですよね。「いちばん」と言う点にも同意します。
全レスラーが「いちばん強い存在」を目指してるハズだし「2番じゃダメなんですか?」とは思わない。
だって、誰もが最初から「勝てなくても良いや」と思ってる集団には正直魅力ないし(●*ω*)
更に、オカダさんのように、強過ぎてブーイング浴びるような王者が居てくれたからこそ、内藤さんのような反体制が映える。
(ただ、その役割は、IWGPヘビー級王者のみがしてくれていれば十分かな。)
ホントに良い存在と寮生活を一緒に過ごしたねぇ、内藤さん、とすら思う。
ジェリコさんのプロレス観がオールドファッションであろうと、プロレスの基本的な考えとして、彼らの闘いにかけられている一番重要なものが「ベルト」で、試合のテーマを明確にする為に、それを観客に伝え続けなければいけない、という考えには同意。
そこは大前提。
内藤さんはどうしてベルトを投げるんだっけ?
ただ、そもそも内藤さんがベルトを投げ始めたのは、「カッコいいから」なんて理由ではなかったハズ。
USヘビー級王座が設立された際に「インターコンチネンタル王座と何が違うの?」と、「じゃあ、このベルト要らないじゃん」がきっかけでしたよね?
先日の記事で「USヘビー級王座の今後どうなってくのかな~」と期待するようなことを書きましたが、正直ジュースさんがどういう王者なのか、今のところ説明は困難。
結局、USヘビー級王者って、インターコンチネンタル王者と何が違うの?どっちが凄いの?
設立当初ファンの中でも大きな議論を巻き起こしましたし、木谷オーナーもこれには反応されていましたよね?
私自身も思い入れが有るベルトです。ただ今回の内藤選手の主張にも一理あると思います。IWGP USヘビーのベルトの運営は慎重にお願いしたい。勿論ベルト新設には大賛成です。しかしベルトには目的と存在意義が大切であり権威を作り上げて行かなければなりません。USを名乗るのなら防衛戦 続く
— 木谷高明 (@kidanit) May 20, 2017
は少なくとも70%は米国で開催して欲しいし、日本でやる場合はなるべく米国人同士での試合にして欲しい。だって米国で日本ヘビー級王座を米国人同士で争ってたら可笑しいですよね。とにかく、それぞれのタイトルがしっかり存在意義を持ち、切磋琢磨して獲得を目指すレスラー達の姿に期待します。
— 木谷高明 (@kidanit) May 20, 2017
その後、内藤さんはご自身をベルトの価値を越えた存在とおっしゃり始め、それはベルト持った上で言わなきゃ説得力ないという週刊プロレスの編集長との議論もありましたが・・・
内藤さんのがベルトを投げた目的は当然「カッコいいから」ではなく「興味がないから」でもなく・・・
「全てのベルトなんて不要」とかでもなく・・・
「議論」や「賛否を巻き起こしたくて」投げたんだと思っている。
何故、賛否を巻き起こす必要があるの?
プロレスの基本的考えがベルトを巡る闘いだったとして、
全てのレスラーがそこに関われる?というと残念ながらそうではない。
一生、ベルトを取れないレスラーだって、きっといる
引退の発表がTwitterのトレンド入りしてた程話題になった飯塚高史さんだって32年のキャリアの中でシングルのベルトは取ってない、ハズ
そもそも今現在そんな話から遠い人だっているよね(特にベテランの方々)
じゃあ、ベルトの数を増やせば良いの?というとそうでもない
今でさえ各々の存在意義がいまいち不明だったりするのに、これ以上増えたら、少なくとも私は話についてけない・・(/ー ̄;)
じゃあ、ベルトに関係ない人は出場しなければ良いの?というとそうでもない
戦いを見たいと思ってるファンもいるから
だから、ベルト以外での盛り上げ方の模索が必要なんじゃない?
来年は1.4と1.5が東京ドーム2連戦になりますが、2日間延々タイトルマッチだと、流石に食傷気味になりそうなので、スペシャルシングルマッチも増えるでしょう。
そうなった時に、賛否や因縁の種まきが花咲かせる、と思っている。
ベルトに関係あるなし関わらず、大きな会場の観客を盛り上がらせられる。
例えば・・・
1.4東京ドーム大会の第0試合、個人的に一番胸熱だった瞬間は、「永田さんvs鈴木さんの対峙場面」
高校生だったアマレス時代から30年以上に及ぶ因縁と解説されていました。その30年という年月のほとんどを知らないのですが・・
高校時代からの二人の関係性、私が勝手に想像して盛り上がりましたよね
なんなら、自分に置き換えて回顧もちらっとしましたよね( *´艸`)
引用画像:新日本プロレスワールド
あるいは、「真壁刀義さん&矢野通さんの共演」・・・私の少ない知識にある過去の裏切りを妄想して盛り上がりましたし。
引用画像:新日本プロレスワールド
今シリーズのファンタスティカマニアでは、ファミリーでタッグを組んだタッグ戦が行われていて。
これができるのはメキシコならではだけど、兄弟や夫婦の関係性なんかも、上手く活用して貰えれば、こっちで勝手に妄想して盛り上がりも可能。
SHOさんと鷹木さんの因縁も良い感じに育っていきそうだし( *´艸`)
だから、ジェリコさんのいう、「ベルトがいちばん大切」は否定しませんけど、ベルトに関わらず種まきは更に大切。
種まきがベルト戦線に活用されれば、それはそれで良いですしね。
内藤さんの意図するところは、そういう部分だと信じているし、そこに「プロレスの魅力」を感じてる人もいるんじゃないかな。
最後に・・・
外敵プロレスラーとしての内藤さんディスりならそのまま受け入れるんですけど、
ここまでビジネス視点で答えてるインタビューで、(私の想像部分を除いても)相手の意図や発言をあまり理解しないまま答えてるのは、すごく残念
逆に、正しく認識して貰った上での答えならどんな話をしてくれたんだろなーと思うから(>ω<。)
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+
最後まで読んで頂いてありがとうございます
もし賛同頂ければ、クリックお願いします
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+
この記事が面白かったなーと思ったらTwitterかInstagram
フォローお願いします!