こんにちはー│´ω`)ノ
花村アニーです。
昨日世界を駆け巡ったニュース・・・衝撃でした。
ニュージーランド・クライストチャーチで起こったモスク銃撃事件。
アニーにとっては、ニュージーランドは少し特別な場所。今も、感謝している場所。
(詳しくはプロフィールを見て頂ければ幸いです。)
世界中のどこで起こっても心の痛む事件だけど・・・ニュージーランドという土地ということで特に心が痛み、今日はそんな話。
少しセンシティブな内容になります。
犯行の動機
ニュージーランドご出身のヘナーレさん、ジェイさんや他の選手もこの件について、Twitterで触れている。
母国の悲しいニュースに、心痛めていらっしゃると思います。
#TheyAreUs https://t.co/EYjrI4q8p8
— Switchblade (@JayWhiteNZ) March 15, 2019
#TheyAreUs #KiaKaha #Christchurch pic.twitter.com/SPb0AJO6el
— Strong Style ヘナーレ (Henare) (@HenareNZ) March 15, 2019
🙏🏽 🇳🇿 #christchurch #maorilove pic.twitter.com/eWpVvm7aAI
— Tanga Loa (@TangaloaNJPW) March 15, 2019
今回の犯行の動機は・・・「反移民」感情だと報じられています。
そして白人文化が脅かされることへの危機感とも。
まだ今後の捜査が待たれるところですが。
移民問題に端を発する英国のEU離脱問題も荒れていますし、米国も国境に壁を造る造らないで、昨年末から大モメしていました。日本でも入管法改正で議論が白熱していましたね。
改めて難しい問題だと思い知らされる。
ニュージーランドは年間何万人もの移民を受け入れている。
それは国内のみで必要な人材の育成が出来ないので必要に迫られての部分もあるけれど、国内の反発も大きく移民手続きの厳格化を現政府は打ち出している、とも聞く。
人間は変化は好まないし、自分たちの仕事やポジションを奪われることへの恐怖は、多分どこの国のどんな人にも自分が影響を受けうる立場になれば抱く感情なんでしょう。
そして大きな不満は、差別につながっていく。
人種差別を受けたことありますか?
アニーはあります。初めて受けたのは高校生の時。
(ニュージーランドで、ではないです)
日本人とかアジア人とか・・その後いろんな立場で受けたことはあるけど、その時は明確に「日本人」ということへの差別だった。
後々考えると、その用語はその意味だけでは無いし、聞き間違いかもしれないし、違ったかもしれないと思う。そう思いたいと言うか・・・
ただ、それまで幸運にもそういう経験のなかった高校生アニーには衝撃だった。
今より全く世界のことも、世間のことも知らなかったから、いわれのない差別に心を痛めたことは今も忘れない。
ただ、海外に長期で滞在するとごく偶に起こる程度。
そしてだんだん気にしなくなる・・・何故なら差別を受ける機会より、その国の人に助けてもらう機会の方が圧倒的に多いから。
海外に行くといつも「日本に来る海外の方には親切にしよう」と改めて決意するほど、優しくしてもらうことが多いから。
同じ日本でだって、ほんの少しの違いで、同じ日本人同士で差別が起こりうるけど、それだけで日本人はダメとは勿論ならない。
良い人もいれば、極端な思想の人もいる。
それはどこの国でも同じ。
プロレスにおける差別
今や世界中で活躍しているプロレスラーの方々はどうだろう?
海外の団体では、最近でも戦時中のことを取り上げ、日本人選手に心無い差別発言が飛んだこともあると聞いたことがあります。
でも逆にそれに猛抗議したのもその国の方だったとのこと。
日本でも心無い野次の問題は近年議論されることが多いけど・・アニーが見る限り、日本のプロレスファンが単純に「日本人じゃない」ことだけを理由に、外国人プロレスラーへ差別的な発言をすることは、あまりないと思う。
SNSをほとんど使いこなせていないアニーには分からない場所で起こっているのかもしれないけど。
例えば、クリス・ジェリコさん・・彼はカナダ人で日本では声援も凄いけど「カナダ人は○○!」と、差別発言をする人はいないでしょうね。
(スーパースターなので、ちょっと例が適当じゃないかもしれないけど)
外敵としてスポットで来るのだから、ブーイングは声援のようなものかなぁと思うし。
スポーツであり、エンターテイメントでもあるプロレスは、政治力、発言力、運を含んだ「実力」社会であると信じている。
(ただ、単純に強いということが良しという世界ではないので様々な意味での「実力」ですが。)
試合内容がイマイチ・・・
団体のファンに受け入れられない・・・
素行が危なっかしい・・・
あまり日本には来られない・・・
経営者と対立する・・・
こういう事情があるのであれば、折角来て貰ったけど、団体がもう今後は呼ばないと判断してもある程度仕方ない。ブックにも影響するでしょう。公的機関じゃないので、それより我々の生え抜きの選手を推そう!とか、他から探そう!と、なるのも自然かな、と。
何よりこういう点なら、改善や譲り合う余地があるものね。
でも、万が一生まれた背景でブックが左右されることがあるとすれば、悲しいこと。
外国人選手の扱いが良くなくて(それだって主観だけど)「何故だろう?」と思う時はあるけど・・・
会社としては、興行を数年先まで見据えると、様々な事情があると思う。
よく外国人選手が「このビジネスはタイミングが大事」と言っている。
今や海外にも本格的に活動を広げて行こうとしている新日本プロレスでは、確かに「タイミング」によって大きなチャンスが訪れることもあると思う。
そのタイミングを見極めて今後の自分の動きを決めるのは、とっても困難だろうけど・・・
それも含め、プロレスという世界は「実力」で生きていける、活躍できる場所だとアニーは信じている。
最後に・・・
写真は10年以上前に小さなコンデジで撮ったニュージーランド。
クライストチャーチに滞在したのはわずか3日だったけど、本当に美しい街。
犠牲者の方の冥福を祈ると共に、早く日常が戻ってくることを祈ります。
Ki kaha (stay strong)
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