こんにちはー│´ω`)ノ
花村アニーです。
どなたでしたでしょうか?
「年齢を重ねると、別れにドライになるのよ」とおっしゃったのは・・・
私の場合は大学時代の恩師が呟いた言葉ですが・・・
今日この引退記念試合を見てこみ上げるものがなかった人っているのかな?
と思えちゃうほど、今日のメイン・イベントは泣きました・・・もう野上アナが入場してきた瞬間から泣けました。
いや、実はランス・アーチャーさんが飯塚さんTシャツを着てた時から。
(あの試合も凄かったね)
いつも通り、いつも以上で
鈴木さんが、今日ツイートで「いつも通りといつも以上で。」と。
さぁ、今夜はラストナイト。いつも通りといつも以上で。 pic.twitter.com/dbJqdjrudJ
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) February 21, 2019
いつも通り・・・
飯塚さんは、客席から「うがー」と、入場し、野上アナのシャツを破る。
天山さんの想いはやっぱり届かず試合開始。
そして、いつも通り皆さん噛まれちゃってましたね。
いつも以上で・・・
レインメーカーに、膝十字固めを決める。
天山さんに、代名詞の魔性のスリーパーも決める。
鈴木さんも噛みつきを見せる。
・・天山さんと観客と放送席の皆さんの「飯塚コール」にかつての自分との間で苦悩する飯塚さんもいる。
でも結末は、私が望んだとおり・・・
「うがー」と観客席を走り回りながら、一言も発することなく、10年以上ヒールとして貫いたそのお姿のまま、飯塚さんはリングを降りて行った。
もう
もう・・・
最高にカッコよかった・・・!
アニーは、飯塚さんを何十年も見てきたファンではない。
私が彼を知ったときはすでに今のお姿だったから、実際過去にあった裏切りをリアルタイムで見てきたわけでもない。
大きな期待を背負いつつスター街道を歩いて来たわけではない彼を、数え切れないほどの苦悩を抱えてきたであろう彼を、何かの解説で知って、私の中で内藤さんと被って見えたことがきっかけだけど・・
いつも変わらず鍛えられた体で、鈴木軍で真面目に純にヒールとして戦う姿は、プロレスを見れば見るほど、目で追ってる自分に気づく。
そう思い始めて間もない頃の引退発表だったし、そもそもプロレスを見始めてからよく知っているレスラーが引退するという出来事自体が初めてだったので・・・
私の中での衝撃はとても大きかった。
今日の興行は控えめに言っても最高だったんじゃないかな?
鈴木さんもタイチさんも、凄く嬉しそうに楽しんでいるご様子で・・飯塚さんとの最後を楽しもうとしているのかな、と思ったし。
天山さんの号泣には、こちらが胸を締め付けられた。
実況が野上アナ、解説が山崎さん、金沢さんというのもとっても良かった。
飯塚さんは、最後まで何も言葉を発することなくリングを後にしたけれど・・・その分、お三方が時に涙を流しながら目いっぱい彼を語ってくれた。
引用画像:新日本プロレスワールド
最後は、後楽園ホールのお客さんと一緒に、飯塚さんの去ったリングに向けて、私もモニター前で一緒に愛と言う名の「飯塚コール」を叫ぶ。
飯塚さんに声が届いていると良いな。
最後に・・・
誰にでもプロレスキャリアの終わりは来る。
生きていれば、そりゃあいつか会えるかもしれない。
でも同じ姿では、プロレスのリング上では・・もうきっと二度と会えない。
いや、こういう最後だった飯塚さんはもしかしたら帰って来てくれるかも?と期待を持っていても良いかもしれない、よね。
それでも、会いたい人には時間を作って会いたい時に会いに行こうと、今日の飯塚さんを見ていて思う。それはプロレスラーでも、友人や、家族でも。
明日も、明後日も、今までと同じ景色が続く保証なんてどこにもない。
ありがとう、飯塚さん!!!
プロレスはやっぱり最高!!!
飯塚さん・・また、いつか
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